
吸湿した樹脂を使用して成型すると、成型品に対してシルバー(銀状)、強度不足、寸法誤差、光沢不良等の欠陥が発生します。
特に、エンプラやスーパーエンプラ等の樹脂を使用する場合は、吸湿した樹脂を乾燥しないで成型することは不可能となってきました。.
樹脂の乾燥には、下記のような種類があります。
熱風乾燥とは、加熱した空気を被乾燥物に送り、熱風による熱で被乾燥物を温め水分を蒸発し乾燥を促進させます。
水分を蒸発させるのに、熱風のみを利用しますので真空乾燥に比べ被乾燥物が乾燥するまでに時間がかかるといったデメリットがある反転、構造が単純で製造が安価に出来るというメリットもあります。
真空乾燥とは、通常、水は沸騰する温度は100℃です。
しかし、気圧の低いところでは水は100℃以下でも沸騰します。
この現象は、飽和蒸気圧との関係です。真空乾燥ではこの飽和蒸気圧の原理を上手く利用しています。
真空乾燥では、乾燥機内部の気圧を下げ水分を温度の低いところで蒸発させて、乾燥を促進しています。
低い温度で乾燥できるということは、乾燥する物自体の温度が高くありませんので、焦がすことなく乾燥を行う事ができるのです。
真空乾燥機では、温度が低いところで水分を蒸発させ、乾燥を促進するために真空ポンプといった特殊なポンプを使用し、乾燥機内部をいつも真空に近い状態にして乾燥します。
弊社の乾燥設備といたしましては、2トンロータリー式真空乾燥機を設備いたしております。
ロータリー式なので、回転させることによって原料で原料に流動性を与え、静かな運動をさせながらジャケットからの伝熱により乾燥します。熱源には、温水を使用しています。